読書 2008 2 17

 これからの時代は、読書が、いかに重要か。
このサイトでは、それをいろいろな形で訴えてきました。
たとえば、書評という形で、あるいは「知識資本主義」等の記事で。
 これからの時代は、知識が「資本」となっていくのです。
その知識を得るには、読書を積み重ねていくしかないのです。
 しかしながら、読書の必要性が、うまく伝えられなくて、困っていたのです。
そんな時、ちょうどよい本が出版されたのです。
「本は10冊同時に読め!」
著者 成毛 眞  三笠書房 知的生きかた文庫
 この本は、読書法について書いてあるように見えますが、
実は、中身は、成功論や教育論、
あるいは、「これからの時代をどう生き抜くか」ということについて書いてあります。
 さて、どうやって、本好きにするか?
これには、私も、ノウハウがあります。
 昔話をすると、私の妻は、結婚前は、あまり本を読まなかったようでした。
そこで、私は、ある方法を考えました。
それは、どこかへ出かけた時に、帰りに、必ず大型書店に立ち寄ったのです。
大型書店ならば、どんな人でも、必ず興味を引く本があるからです。
こうしたことを何回か繰り返すうちに、妻も、本好きになっていったのです。
今では、妻は、私を超える読書家になりました。
「本当の財産とは」(過去の記事から抜粋)
 本当の財産とは、お金でも、土地でもありません。
本当の財産とは、本です。
 人生で、良書に出会えたら、それが財産となります。
親が貧しくて、子供に財産を与えられないならば、
子供に読書の習慣をつけさせるべきです。
読書の習慣が、子供にとっての財産となるでしょう。
人生で、良書に出会えたら、それが本当の財産となるのです。

知識資本主義 knowledge capitalism 2005 5 7
 今までの資本主義は、
貨幣や土地、労働力が、資本となってきました。
 しかし、これからの資本主義は、
つまり、新しい資本主義は、「知識」が資本となるでしょう。

書名 知識資本主義(ビジネス、就労、学習の意味が根本から変わる)
著者 アラン・バートン=ジョーンズ
出版社 日本経済新聞社(2001年4月2日出版)
KNOWLEDGE CAPITALISM by Alan Burton-Jones

 「知識資本主義」という本は、
最近、ダイヤモンド社から、レスター・C・サロー氏の本が出版されていますが、
私は、アラン・バートン=ジョーンズ氏の本の方が、強い印象が残りました。
 この本の紹介文が、その内容を的確に表現していますので、引用します。
「貨幣や土地、労働に代わる最も重要な資本として、『知識』が急浮上している。」
「本書は、労働の供給よりも、知識の供給が重視されるようになることや、
社内外の知識を最大限に生かし統合させるうえで、
企業の所有や経営が変わらざるを得ないこと、
知識を手段とする個人にとって『学習』の意味が変わること、
新しい資本家の登場について説く。」





















































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